緊急走行会   2009年9月

スタックランドに集合した我々の3台

電話

9月のある日「東京MXTV」を名のる人から電話が掛かってきました。

「急ぎなんですが、テレビの取材に協力お願いできませんか?」

「一体どんなことをやるんですか?」

「実は東京MXテレビで10月から車関係の新番組「アンダーステア」をやります。その中の企画でジムニーに悪路を走ってもらい、ポテンシャルの高さを見せたいのです。」

「どうして我々なんですか?」

「ネットでジムニー関係のクラブを調べたんです。そしたらブルートジムニークラブの雰囲気が一番イメージに近かったからです」

と言うことで9月某日、ブルートジムニークラブで一番悪路に強そうな福田さんに声をかけ、福田さんはもしも車がひっくり返ったりしたときのために悪路のプロ、ジムニーショップ「ラストリーフ」の店長松本さんに連絡し、私を含めて3人が山梨県のスタックランドに集合しました。

予定では14時集合、15時撮影開始でしたが、待つこと7時間。夜の9時から深夜の撮影となりました。ただし、我々3人はそれまでの時間、スタックランドで遊び回ったのでした。さすがロッククローリングに特化した松本ジムニーは最強でした。副田ジムニーも凄いです。でも、でかい岩と柔らかい砂が混じったセクションでは副田さんスタック。かなり粘りましたが登り切れませんでした。クラッチが焼けました。

ジープ初挑戦

私の車は全く手を入れていないノーマルジープでしたので遠慮気味に走りましたが、ロックセクションはかなりの力があります。車高が低いままなので、大きな岩は避けましたが、今までのジムニーでは苦労するような部分も以外と楽にクリヤーしました。これで車高を上げていけば、ジムニーのロッククローリングチューンと同じぐらいの踏破力はありそうでした。問題になるのは幅が広いことと重たいことでしょう。日本の林道ではちょっと幅が広いかもしれません。

嬉々としてスタックランドを走り回る2台のジムニー。足の伸び縮みが凄いです。

夜の撮影会

撮影内容はフォルクスワーゲンのトゥレグとポルシェのカイエンという最強、最高値段のSUVは本当に万能か?と言うことを検証する企画。オンロードでは確かに最強だと思われますが、果たして悪路ではどうなるのか?

出演者が2台でスタックランドに到着すると、山の中から2台のジムニーがモーグルから突然表れて、彼らをビックリさせるというシチュエーションでした。

うううむ、かなりやらせっぽいな。と思いつつも早く家に帰りたいので、素直にでかいこぶに挑戦。難なくクリヤーしますが、どうやらディレクターの目に適ったみたいで、一発OK。

放送は東京MXTVで10月10日土曜日夜11時から20分間の中の1シーンだそうです。

テレビで副田さんの迫力ボディが炸裂するかも?

ラストリーフ松本店長の車は本当に凄かった!

スタックランドにはナンバーのない車が沢山ありました。みんな公道を走れないので預けていくらしいのです。このジープも凄そう!!1

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